ECをAmazonで始める方法は?メリデリや自社ECサイトとの連携方法もご紹介

ECをAmazonで始める方法をご存じでしょうか?

「Amazonで商品を販売する方法?なんか難しそう…」と考える方もいると思いますが、意外と簡単にamazonで商品を販売することができます。

本記事では、ECをアマゾンで始めるメリット・デメリットのご紹介から、ECをAmazonで始める方法、自社ECとAmazonの連携方法まで解説していきます。AmazonでECを始めたいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事で分かること

  1. ECをAmazonで始めるメリット・デメリット
  2. ECをAmazonで始める方法
  3. 自社ECとAmazonの連携方法

ECをAmazonで始めるメリット・デメリット

 

ECをAmazonで始めるメリットには、以下のようなものがあります。

メリット1:自分で集客をする必要がない

Amazonでの販売は自社ECのように自ら集客をする必要がありません。集客に使う時間を省ける分、商品開発などに力を注ぐことが可能です。

メリット2:初心者の方でも比較的簡単に始めることができる

自社ECで商品販売を行う際は、ドメインの取得からサイト設計、お客様サポート、商品の発送まで全て自社で行う必要があります。しかし、Amazonでの販売なら、ドメインの取得やサイト設計、お客様サポート、商品発送も全てAmazonに任せることが可能です。そのため、ECサイトの運営経験がない初心者の方でも比較的簡単に商品販売できます。

メリット3:信頼性がある

Amazonは世界中で利用されており、取り扱い商品数は5億点を超えています。そのため、多くの人から信頼されており、Amazonであれば安心といったイメージが既にお客様にあります。もし、自社ECで商品販売を行うのであれば、お客様との信頼関係を一から作り上げる必要があります。これには大変な労力とお金、時間がかかります。今すぐに商品を販売したいと考える方には、Amazonを利用して商品を販売するのがおすすめです。

 

ECをAmazonで始めるデメリットには、以下のようなものがあります。

デメリット1:Amazonのルールに従わなければいけない

Amazonで商品を販売するのであれば、Amazonが決めたルールに従わなければいけません。自分たちで好きなように販売方法やECサイトのカスタマイズができない自由度の低さがデメリットの一つとして挙げられます。そのため、商品だけでなくECサイトも自分たちで好きなようにデザインしたい場合は、ECをAmazonで始めることはおすすめしません。自社ECを作成しましょう。

デメリット2:手数料がかかる

Amazonで商品を販売するためにかかる手数料には、販売手数料、配送代行手数料、在庫保管手数料などがかかります。販売する品数や種類が多くなるほど手数料も増加するため、手数料を抑えたい方は自社ECでの販売がおすすめです。

デメリット3:価格競争に巻き込まれやすい

同じ商品を販売している人・ショップの数が多くなるほど、価格競争に巻き込まれやすく、利益も少なくなります。自分が出品している商品と同じ商品を販売している人がどれくらいいるのか、リサーチをして価格競争に巻き込まれないように気を付けましょう。

デメリット4:ショップのブランディングが難しい

Amazonでの商品販売はショップのブランディングが難しいです。個人が自由に商品ページを作成することができないため、Amazonの商品としてひとくくりにされてしまいがちです。ショップ自体にブランドを持たせたい場合は、自社ECを作成してブランディングしていくのがおすすめです。

ECをAmazonで始める方法

ここからは、ECをAmazonで始める手順について解説していきます。手順は、大きく「Amazonマーケットプレイスに登録する」手順「商品を出品する」手順の2つです。順番に解説していきます。

手順1:Amazonマーケットプレイスに登録する

Amazonマーケットプレイスに登録する手順は以下の通りです。

1.出品プランを決める

Amazonでは、商品が1点売れるごとに手数料が100円かかる「小口出品」と販売数に限らず毎月固定の手数料4,900円(税抜き)がかかる「大口出品」の2つ出品プランがあります。出品者は初めにどちらかの出品プランを選択する必要があります。たくさん販売する予定の人は、「大口出品」、販売数が少ない人は「小口出品」を選択するのがおすすめです。

2.出品戦略を決める

Amazonでどんな商品を販売するの出品する商品を決めましょう。自社商品を販売する予定の方はAmazonに出品する前に自社商品を準備しておきましょう。

3.Amazon出品用アカウントを作成する

Amazonの出品用アカウントを作成するためには、以下のものが必要です。

  • メールアドレス
  • 電話番号
  • クレジットカードカード
  • 銀行口座
  • 顔写真付きの身分証明書(運転免許証やパスポート等)
  • 銀行またはクレジットカード会社から180日以内に発行された取引明細書

以上のものを準備して、Amazon出品用アカウントが作成できたら、Amazonマーケットプレイスへの登録は完了となります。

手順2:商品を出品する

Amazonマーケットプレイスへの商品の出品は、「相乗り出品」と「新規出品」の2種類があります。

「相乗り出品」は、Amazonに既に出品してある商品を自分も出品する方法です。「新規出品」は、Amazonでまだ出品されていない自社商品などを出品する方法です。

「相乗り出品」の場合は、Amazonのサイトで製品コードなどで商品を検索し、自分が出品したい商品と合致した商品を探して、【この商品を出品する】ボタンをクリックすれば商品登録が完了になります。

「新規出品」に関しては、Amazon上に出品する商品の情報がないため、商品の情報を自ら入力することによって商品登録が完了となります。

商品登録が完了したら、「販売価格」と「在庫数」を入力して商品の出品は完了となります。

自社ECサイトとの連携方法

ここからは、自社ECサイトとAmazonとの連携方法を解説していきます。

APIを利用する

自社ECとAmazonを連携させる方法は、APIを利用することが一般的です。

APIとは、「Application Programming InterFace」の頭文字を並べたものです。日本語でアプリケーションとプログラムを繋ぐものといった意味があります。このAPIを利用することで、自社のECとAmazonとを連携させることが可能になります。

まとめ

本記事では、ECをAmazonで始めるメリット・デメリットから、ECをAmazonで始める方法、連携の仕方までを解説しました。

AmazonのようなECモールは、初心者の方でも簡単に利用できます。また、自社ECとAmazonを組み合わせることで売上を伸ばしていくことも可能です。

AmazonでのECに興味が湧いた方は、ぜひAmazonで商品を商品を出品してみてください。最後までご覧いただきありがとうございました。