ECサイトを立ち上げる上で、サイトのデザインは非常に大切です。 お洒落なECサイトを作成することは、商品をどのように見せたいか、どんな年齢や性別、国籍の人に購入してほしいか、商品にどのような思いを込めるか商品のブランディングに関わってきます。
本記事では、ECサイトを作成する際に参考になるクオリティの高いサイトを12サイトご紹介します。ECサイトのデザインに悩んでいる方やお洒落なECサイトを作りたいと考えている人はぜひ最後までご覧ください。
この記事で分かること
- 参考にできる12のECサイト
- ECサイト作成のポイントと注意点
参考になるデザイン12選
1.Aesop
https://www.aesop.com/jp/c/body-hand/
直接肌に触れる商品だからこそ、背景は淡い色合いで
Aesopは化粧水やハンドソープなどを取り扱うオーストラリア発のスキンケアブランドです。AesopのECサイトの特徴は、背景の色に淡い黄色を使っている点です。肌に直接触れるスキンケア商品だからこそ、優しく、繊細なイメージを色を通して表現しています。また、淡い色合いを背景に持ってくることで、商品がはっきりと目立って見えます。
2.ミスターチーズケーキ
ECサイトもインスタ映えを意識して
インスタグラムにお洒落なケーキの写真を載せたいけど、意外と映え写真を撮るのは難しいものです。ミスターチーズケーキのECサイトは、食べた人がまねして写真を撮れるように白を基調としたお皿にチーズケーキがお洒落に取られた写真を載せています。商品を販売するだけでなく、商品がお客様の元に届いてからのことも考えられている点が素晴らしいです。
3.THE NORTH FACE MOUNTAIN
https://www.goldwin.co.jp/tnf/mountain/
変化のあるトップページ
ユーザーを飽きさせない為にはサイトの変化を付けることが重要です。THE NORTH FACE MOUNTAINのECサイトはトップページの画像が時間と共に変化します。また、商品が赤やオレンジ黄色といった派手な色合いが多いため、サイトの背景をブラックにすることで、アウトドア感が感じられるかっこいいデザインに仕上がっています。
4.Muraco
アウトドアブランドらしい無骨なデザイン
Muracoはテントなどのキャンプ・アウトドア用品を販売しています。アウトドアと言ったらどんな印象をお持ちでしょうか?きっと無骨で自然的な印象を思い浮かべるでしょう。MuracoのECサイトは落ち着いた色彩を使用することによって、アウトドア用品のような無骨なかっこよさを感じます。商品の印象をそのままECサイトにも反映させるのも良いサイトを作る一つの方法でしょう。
5.Kieka
花という鮮やかさを輝かせるために
Kiekaでは、ドライフラワーや造花を樹脂で固めたレジンデコールを販売しています。花と聞いたら色鮮やかで、華やかな印象をもう人が多いと思います。KiekaのECサイトは、そんな花の鮮やかさを際立させるために、背景を真っ白にし、余計な装飾をそぎ落としたデザインをなっています。花の鮮やかさをより一層輝かせるために考えられたECサイトです。
6.Poika
ポップにキャッチーに
Poikaは、こども、大人、国籍、性別関係なく全ての人が着られるジェンダーレスな洋服を販売しています。洋服は全体的にポップでキャッチ―なものが多いです。PoikaのECサイトを訪れるとまず初めに大きく配置された「Hello “Poika”」といった文字が目に移ります。文字を大きく配置するとポップな印象をユーザーに与えることができ、小さめの文字を配置すると繊細なイメージをユーザーに与えることができます。Poikaでは洋服の楽しさが、ECサイトからも感じ取れます。
7.小山弓具
まるで弓道の弓のように動きのあるデザイン
小山弓具では、職人が一つ一つ手作業で作り上げた弓具を販売しています。小山弓具のECサイトの特徴は、サイトに非常に動きがあることです。スクロールするたびに画像が素早く飛び出し、その動きはまるで弓道の弓のようです。また、弓道の緊張感のある画像とサイトの雰囲気がマッチしています。動きのあるECサイトを制作したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
8.Rooftop Guitar Works
音楽のポップで明るいイメージをECサイトにも
Rooftop Guitar Worksでは、ギターやベースなどの楽器を販売しています。音楽と言えばポップで明るい印象を持つ方は多いのではないでしょうか?Rooftop Guitar WorksのECサイトは、曲線的な文字を使用したり、文字やサイトに赤や青、黄色といったような明るい色味を使うことで、音楽の持つ明るさをサイトのデザインを通して感じられます。見ているだけで楽しい印象を与えてくれる、そんなデザインです。
9.おやつなおやさい「SLOW MAFFIN」
親の子に対する想いが伝わるサイト
おやつなおやさい「SLOW MAFFIN」では、素材にこだわったお野菜が入ったマフィンを全てハンドメイドで販売しています。SLOW MAFFINのメインターゲットは、小さなお子さんがいるママやパパです。ECサイトも親の子に対する愛情が存分に伝わってきます。販売する商品のターゲットにしっかりと想いが伝わるサイトです。
10.Mermaid&Guys
https://mermaidandguys.com/?_ga=2.82204950.1036192714.1642079052-1139391240.1642079052
トップページのインパクト
Mermaid&Guysでは、サーフ用品を販売しています。Mermaid&GuysのECサイトを訪れて最初に目につくのは、トップページの写真のインパクトです。ユーザーの一番最初に目につくトップページにインパクトのある写真を持ってくるのは非常に効果的です。ただ、注意点として、トップページのインパクトがあるサイトは、他のページにもユーザーを飽きさせない工夫が必要です。
11.中越のフルーツ大福
丸ごとフルーツ大福のインパクト
中越のフルーツ大福では、フルーツが丸ごと入った大福を販売しています。ミカンと言ったらオレンジ色、リンゴと言ったら赤色、ブルーベリーと言ったら紫色を思い浮かべると思います。中越のフルーツ大福のECサイトでは、ミカンとリンゴ、ブルーベリーそれぞれのフルーツ大福がトップページに時間と共に切り替わるデザインとなっています。フルーツ大福をあえてそれぞれの味ごとに分けることで、インパクトのあるECサイトとなっています。
12.&saunaFARM
やさしさ溢れるイラスト
&saunaFARMは、北海道発のサウナメディアです。&saunaFARMのECサイトの特徴は、手書きのイラストを使用していることです。手書きイラストは優しく温かい印象を与えます。サウナを通しての人の繫がりを優しく温かい手書きのイラストが上手く表現してくれています。
まとめ
参考になるECサイトを12サイト紹介してきました。どのサイトにも共通して言えるのが、商品の魅力をより引き出すためにECサイトがあるということです。ECサイトの最終的な目的はお客様に商品を購入してもらうことのため、どうやったら商品がより引き立つのか、ブランドとしての価値を作れるのかECサイトを作成する際は意識しましょう。