【参考になる!】成功しているアパレル系ECサイトをポイントと一緒に3社ご紹介!

多種多様な商品を扱うEC業界の中でもアパレルEC業界は市場規模が大きく、近年特に注目を集めています。

2020年は新型コロナウイルスの影響で世界経済、日本経済ともに大きなダメージを負いました。しかし、そんな中2020年のアパレルECの市場規模は2兆2,203億円となり、前年度と比べて16.25%上昇したと経済産業省は発表しました。

この結果を見てもアパレルECが伸びている業界であることは間違いがありません。そこで今回は成功しているアパレル系ECサイトをポイントと一緒に3社ご紹介していきたいと思います!ぜひ最後までご覧ください。

 

この記事で分かること

  1. アパレルECの市場規模について
  2. 成功しているアパレルサイトについて

アパレルECの市場規模

まずはアパレルECの市場規模について見ていきましょう。冒頭でも紹介した通りアパレルECは近年急激に伸びています。その結果を分かりやすいようにファッション業界の市場規模や成長率を一緒に見ながらアパレルECの市場規模について詳しく解説していきます!

ファッション業界について

まずはファッション業界について見ていきましょう。2020年の国内のアパレル市場規模は7兆5158億円で、前年度と比較して19%減少しました。

新型コロナウイルスの影響により、百貨店や専門店などの実店舗での売り上げが下がったのが主な原因です。

アパレル業界全体でみると年々市場規模が少しずつ減少しているため、決して成長している業界ではありません。

また、現在のアパレル業界の動向として、ユーザーはファストファッションを好む傾向にあります。

十数年前は、高価な洋服やブランド品に需要がありましたが、時代の変化とともにファストファッションへの需要が高まっています。

技術の進歩により低価格な洋服でもしっかりとした品質を確保できるようになったのが、ファストファッション化が促進される理由の一つです。また、近年はミニマリストなどモノを減らして生活することやモノに縛られない生活も人気を高めているため、今後もファストファッションの需要は上がっていくと考えられます。

アパレルEC業界について

続いてアパレルEC業界の動向について見ていきましょう。冒頭で軽くお話ししましたが、アパレルEC業界の2020年の市場規模は 2兆2,203億円となり、前年度と比較して16.25%も上昇しています。

アパレルEC業界に関しては、新型コロナウイルスの影響でインターネットを利用して商品を購入する人が増えたことが功を奏し、過去一番の成長率となりました。

また、アパレルEC業界は年々成長しており、この傾向はこれからも続くと予想されます。

2020年のEC化率を見ると19.44%と多くの企業がEC化に力を入れていることが見られます。

国内のアパレル業界自体は減少しているもののアパレルEC業界は急成長していることが明らかになりました。今後はアパレルECでの売り上げをいかに伸ばしていくかが、ますますカギとなってくるでしょう。

ご紹介するサイトの条件

次の段落で成功しているアパレルECサイトを3社ご紹介していきます。ご紹介するアパレルECサイトは下記の条件によって絞りました。

①2021年時点の売り上げが50億円以上あり、現在も成長を続けていること。

②ECサイトのデザインが整っており、ユーザーにとって使いやすいUIであること。

③国内をメインに商品を販売していること。

成功しているアパレル系ECサイト

ユニクロ

成功のポイント

  1. 高品質なのに低価格で商品を販売
  2. 国内、海外のアーティストやデザイナーとのコラボ商品
  3. 直感的に操作しやすいUIと着用画像の見やすいECサイト

ユニクロについて

ユニクロの2021年8月期決算によると、ECサイトの売り上げは1269億円で、実店舗を含めた売り上げは8426億円でした。

ユニクロを知らない人はいないくらい日本では有名な企業です。

この記事を読んて下さっている方の中にもユニクロを利用したことがある人は非常に多いと思います。

ユニクロの魅力は、高品質な洋服を低価格で購入できることです。ヒートテックやエアリズムなどインナーウェアも非常に素晴らしい商品がそろっています。

また、国内外の様々なアーティストやブランドとのコラボ商品も魅力の一つです。最近だと海外の有名デザイナー、ジルサンダーとのコラボである+Jが非常に人気でした。

そんなユニクロのECサイトは、ユーザーが直感的に操作しやすいUIとなっています。また、着用モデルに海外の人を採用している着用画像も多いため、お洒落で商品を購入しなくても見ているだけで楽しい気分になります。

ZOZOTOWN

成功のポイント

  1. 豊富な着用画像で実際の商品イメージが付きやすい
  2. つけ払いが可能
  3. 国内外様々なブランドの取り扱いがある

ZOZOTOWNについて

ZOZTOWNの2021年3月期決済によると売上高は1474億200万円でした。

ZOZOTOWN も国内では非常に有名なアパレルECサイトの一つであるため、ご存じの方も多いと思います。

ネットショッピングの怖い点は、実際に手に取って商品を見ることができない為、商品の実際のイメージが付きにくいことです。

しかし、ZOZOTOWNでは着用画像が非常に豊富なため、商品のイメージが付きやすい点がユーザーに喜ばれています。

また、支払いは商品を注文してから2カ月以内にすればよい「つけ払い」をすることが可能です。

そのため、学生など金銭的に余裕がない人でも商品を購入することができます。

さらに、ZOZOZTOWNでは8000以上のブランドの取り扱いがあり、国内外の様々なブランドを全てZOZOTOWNで購入することができるのも魅力的です。

最近だと、COACHやLOEWEなどのラグジュアリーラグジュアリーラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドを取りそろえたZOZOVILLAが誕生し話題となりました。

BUYMA

成功のポイント

  1. 国内では買えないレア商品を買うことができる
  2. 国内で買うよりも安くブランド品を買うことができる
  3. 商品を買うだけでなく、個人で商品を販売することも可能

BUYMAについて

BUYMAの2021年1月期の売上高は70億円でした。

BUYMAの特徴はラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドの取り扱いが多いことにあります。

そのため、国内では買えない海外限定のアイテムを日本にいながら注文することが可能です。

また、国内でブランド品を購入するよりも安い価格で商品を購入することができます。

さらに、BUYMAでは企業だけでなく個人で商品を仕入れて販売することが可能です。

BUYMAでは無在庫販売(お客様から商品の注文を受けてから商品の買い付けを行う)が許可されているため、在庫を抱えずに商品を販売することが可能です。

在庫が大量に余って大きな赤字を背負うといったリスクを取らずに商品販売をスタートすることができるため、商品の販売を実際にやってみたいと考えている人にも非常に魅力的なアパレルECサイトとなっております。

まとめ

本記事では、成功しているアパレル系ECサイトをポイントと一緒に3社ご紹介しました。

今回紹介した3社以外にもたくさん成功しているアパレルECサイトがあるため、興味を持った方は調べてみてください。

これからますますアパレルEC業界は盛り上がりを見せることが予想されるため、今後も注目していきましょう。